お金に困らないようにする方法はあるの?収支を見直して家計を安定させよう

お金がないと悩んでいる人の多くは、無駄遣いが多いことは広く知られています。

なぜなら、ミニマリストの多くがお金に困らない生活をしているからです。

実際にゴミ屋敷と呼ばれている住居や貧乏に喘ぐ家ほど、室内に物が溢れていることが珍しくありません。

お金がないと悩む人ほど多くの物に囲まれて生活しているという矛盾にこそ、お金に困らない方法に関するヒントが隠されているわけです。

では、どのようにすればお金の悩みを解決できるのでしょうか。

お金に困らない方法を知るためには、基本的に毎月の家計がプラス収支になっているだけで、自然に銀行口座へお金が貯まり続けることが分かります。

収入の多少ではなく家計がプラスかどうかという点が重要であって、身の丈に合った生活さえ送れていればお金に困ることはないはずです。

実際に年収が1,000万円程度ある人であっても、貯金ができずにお金がないと悩んでいる人が少なくありません。

なぜなら、家計がプラス収支で安定していない状況ならば、本人は常にお金に困っている状態となるからです。

そして、お金の悩みを抱えている人ほどどんぶり勘定で生活を続けており、1つ歯車が狂うだけですぐに生活がさらに苦しくなってしまいます。

買い直せる不用品を捨てられるようになる

お金がないと悩む人の多くは、部屋の中に不用品が数多く溜まっている状態となりがちです。

過去3年以内に1度も使っていない物があるならば、捨ててしまっても構わないという考え方が出来るかどうかがポイントとなります。

2度と入手できない記念品ならば、まとめて保管しておけば良いだけですが、いつか使うかもしれないからという理由で保有しておくこと自体が余計な保管コストをかけていることに繋がるわけです。

1,000円程度で買い直せる物ならば、1年以上使っていなければ捨ててしまっても構いません。

また、体型の変化により小さくて着られなくなった服は、一度全て捨ててしまって現在の体型に合った服を買い直すことが重要です。

どうしても服を捨てたくなければ、期限を決めて本気でダイエットしてみましょう。

節約ではなく無駄を省くために家計簿が役立つ

家計簿をつけるとお金の悩みが解決しやすくなることは確かですが、家計簿をつけること自体が目的となってしまうことは意味がありません。

自己破産の申立準備を行う際に、弁護士が家計簿をつけるように依頼者へ指示することは、破産免責後の生活でプラス収支とするためのアドバイスを行う狙いがあります。

家計簿を分析してお金の使い方を改めることが目的であって、生活を多少不便にするだけでもお金が貯まりやすくなるから不思議です。

よくある例として、通販ショップで無駄な商品を買ってしまうならば、テレビ自体を無くしてしまいインターネットはPCのみで時間を決めて行うといった方法を採用するだけで無駄遣いがなくなります。

生命保険が無駄な存在だと知れば納得

積極的に人件費をかけて宣伝しているものは、実は多くが無駄であることに気がつく人は少ないです。

ミニマリストの多くが生命保険を解約していることは、日本に住んでいる限りは医療保険制度が充実しているために、貯蓄型の生命保険と医療保険は嗜好品に該当することを知っておく必要があります。

生命保険の営業担当者が積極的に販売していることからも分かるように、膨大な人件費をかけてでも販売をしている商品は販売宣伝費をかけないと売れない商品です。

高額療養費制度がある日本では、入院費用は申請さえ行うだけで上限があるので、上限を数カ月間払うだけで済みます。

生命保険へ加入する条件は健康な人という本来生命保険が必要ない人ばかりですから、掛け金をそのまま貯蓄に回すだけで家計が一気にプラス収支となるわけです。

お金に困らない方法を探しているならば、基本的に家計をプラス収支にするだけで達成できることに驚くはずです。

1年間全く使わない物を保有しているだけで保管コストが掛かるので、断捨離を効率的に行い記念品以外はすぐに使うかどうかで判断すれば身の回りはすぐに片付きます。

そして、家計簿をつけることは本来の目的ではなく、生命維持に必要不可欠な支出以外の無駄を探し出すために家計簿を利用しましょう。

家計がプラス収支になれば、自動的にお金が貯まるので既にお金に困ることはなくなっているはずです。